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就労支援リハビリテーションプログラムについて

開始のご案内

香椎丘リハビリテーション病院では、令和6年4月1日より院内チームを立ち上げ、脳疾患治療後の方で退院後に復職を希望される方を対象とした「就労(両立)支援プログラム」を開始しました。

概要と目的

香椎丘リハビリテーション病院において、復職を希望する患者に回復期リハビリテーション医療及び復職へ向けたプログラムを提供し、就労に必要な知識及び能力向上のために必要な訓練や就業先との連携を適切かつ効果的に行います。
〔このプログラムは、厚生労働省の治療と仕事の両立を社会的に支援する「両立支援」事業の一環として、労働者健康安全機構(https://www.johas.go.jp/)が作成した指導要綱に沿ったものです。〕

対象者

脳疾患治療後であり、入院時の症状(職場復帰の可能性有無)に関わらず、職場復帰を希望される方。

就労支援リハビリテーションプログラムの流れ

プログラム内容の説明

これから受けるリハビリテーションや流れについて十分な説明を行いますので安心して訓練を受けることができます。

勤務内容の聞き取りや問い合わせ

入院早期からお仕事の様々なお話を聞かせてもらい、1人1人の状態に合わせた効果的なリハビリテーションプログラムを考えていきます。

定期的な評価の説明

お仕事再開に向けた評価を報告させていただきます。進捗状況や達成度合いを把握することができます。

健康度アンケートの実施

アンケートを受けることで入院生活や今後のお困りごと、不安など身体的、精神的な面からサポートを受けられます。

プログラム結果説明

お仕事再開に向けてプログラム結果報告書を受け取ることができます。

プログラム結果報告(会社側へ)

ご本人様へ説明した上で会社側とも共有を図ります。

退院した後にも

退院後6ヵ月と退院後1年後を目処に病院から連絡させていただきます。お仕事再開状況を聞かせてもらうことで、頂いたお話を同じような病気で悩む方へ繋げていきます。

ポイント

産業医や会社の方との密な連携

病院にてお仕事の担当者様と情報共有を行う事でお仕事再開時のスムーズなスタートを目指せます。※本人の同意を得た上で実施します。

多職種チームでの支援

両立支援コーディネーターをはじめ多職種からアプローチを受けたり、気軽に相談することができます。

お仕事再開に支障が生じた場合

両立支援コーディネーターや入院時から担当している医療ソーシャルワーカーに相談することができます。回復状況に応じて様々な就労サポート先の情報を受けとることができます。

お問い合わせ・入院相談窓口

地域医療連携室 担当:森田・藤
地域医療連携室 直通:092-662-8881
病院代表:092-662-3200